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5月2日午後1時ごろ、国輝は家でくつろいでいると突然兄の華鳴が警察と一緒に現れた。警察は兄弟間の揉め事を解決するためと言って、パトカーに乗るよう指示した。着いた先は安定病院の精神病棟だった。なぜ精神病院に入れられるのか、警察は親権者である兄の華鳴が国輝は精神病であると述べた為だと言う。抵抗空しく国輝は精神病院に入院させられた。国輝は4月22日自分のブログを開設し、その中で自分と兄との間に生じた出来事について記した。1991年に国輝は兄と一緒に故郷の四川から北京へやって来て、二人で出版業を始めた。事業が成功すると兄の性格が変わり衝突することが増え、今年1月19日兄に拳で左目を殴られてから会わなくなった。国輝は病院に着く前親友の孫氏に電話をして、自分の身に起きた事を伝えていた。5月6日、孫氏と5月4日に北京で挙式予定だった国輝の再婚相手・氷氷は、安定病院で入院中の国輝に面会した。病院からの説明によって分かったことは、今年3月1日から実施された《北京市精神衛生条例》により、直系の親族と警察が重度の精神病患者とみなし病院に連れてきた場合、病院は必ず患者を入院させて検査しなければならない、もし精神病でないと診断されたなら病院は親権者に連絡し退院させるということだった。そして退院するには親権者のサインが必要なため、兄・華鳴がサインを拒めばさらに入院期間を長くもできる。折りしも5月の連休中の為、国輝の検査は5月8日まで待つ必要があった。ようやく検査が終わり異常なしと診断されたが、兄・華鳴はもう一日入院させさらに詳しい検査を要求した。9日午後4時半、兄はついにサインをし、国輝は丸7日の入院生活を終え退院した。国輝は緊張の面持ちで友人の車に乗り病院を去った。兄はインタビューに対して一言「一に科学を重んじ、二に法律を重んじる。」と述べた。
(吉) |