2001/10



No.83
2001/10/17(Wed)
居眠り

10月17日(木曜日)の、考えてた事。

 最近めっきり寒くなってきて、ルームメートも風邪のもよう。私も鼻がむずむず。そろそろ冬服の準備をせねば。そういえば、衣替えって高校時代は9月頃だったように思う。南京で9月に冬服なんて着たら、きっとみんなにこういわれると思う。

「自分が着たくて冬服着ている陽子はいいかもしれけど、それを見なきゃいけないまだ夏服全開でいる私たちのために、やめて。」

 今日はなぜか、朝の5時に目が覚めた。当然窓の外は真っ暗。目が覚めたけどそれから眠れなくて、起き上がって勉強する気にもなれず、本を読む気力も無く、でも、なぜか掃除する気はあって、朝からシーツ取り替えたり布団干したり枕カバー取り替えたりという地味ーなことをやっていた。そんな事をやってたらすぐに授業の始まる8時になってしまい、朝から一仕事したせいか、授業中とっても眠かった。10時までの口語の授業は自分の意見やニュースを発表したりしなきゃいけない緊張感のため、何とか切り抜けたけど、つぎの中級漢語の授業はもう本当にだめだった。頑張って寝ないようにするも、うとうとうと・・・。授業が終わってお昼ご飯をクラスメートと食べているときに、こんな事を言われてしまった。

「勇気あるよねー。先生の目の前だったのに。」


居眠りしたくてしたんじゃありません。誰だって、たまにはこういう日もあるよね・・・。今日は早く寝て、明日は元気いっぱい頑張らなきゃ。


今日の特別活動!
 クラスメートと韓国なご飯。
 中国漢字学の授業。
 市場に10月最後と思われる(なぜならお金が無いから)野菜の買出しへ。
 少数民族と宗教の授業。

"夕飯1日1元計画"実行1日目。(卵とえのきとビーフンのオイスターソース炒め)


No.84
2001/10/18(Thu)
留学してよかった

10月18日(木曜日)の、最近思ったこと。


最近、南京での生活が楽しくてしょうがない。一時期あんなに苦痛だった授業も、今はとっても楽しいし、ご飯を食べてもスポーツしても、買い物行っても、とっても楽しい。

たぶんそれは、自分のいっていることが何となく伝わるようになった、相手の言ってることが何となく聞き取れるようになったって、最近やっと自覚できるようになったからだと思う。


クラスメートや友達とご飯を食べているとき、前までは、中国語で会話をしなければいけないことがとっても苦痛だった。おいしいご飯がまずくなっちゃう。そういうふうに感じていた。


でも今は、たわいも無いエレベーターの中での会話や、午前中4時間の授業が終わってお疲れ様ってご飯を食べているときの会話や、汗流してスポーツしているときの会話や、共同厨房でご飯を作っているときに隣り合わせた名前もまだ知らない留学生との会話や、そういう生活の中の普通の会話が、とっても面白くて、楽しい。

 最近やっと、留学してよかったなって心から思えるようになった。生活している中でのちょっとしたことが楽しいと、それだけで、生活のすべてが楽しい。

 「留学なんてもういいから日本に帰りたい。」

 南京について1ヶ月経った頃、そういう言って電話口で泣いた事があった。なれない生活で続く緊張。言葉が通じない不安。友達がいない寂しさ。

「こんなの、私が夢見ていた留学生活じゃない!」

 その頃の私は、辛くて嫌なことから逃げる事しか考えてなかった。逃げて隠れてばかりで、立ち向かってなかった。

 でも、今は違う。今の私は、少なくとも、留学する前よりは"大きくなった"と思う。



今、私は、これからの自分が何をしたらいいのか、何をしたいのか、何をすべきなのか、迷っている。きっと、ちょっと前だったら、悩むだけで終わってしまっていた。

でも、今は、悩んで、そこから満足いくかいかないかないかわからないけど、自分の納得できる答えが出せるようになったと思う。

 私に残された留学期間は後少し。少しも無駄にしないように、これからも、楽しく生きたいな。うん。

なーんて満足げにうなずいている暇はないのだ。明日の宿題が・・・。


今日の特別活動!
 クラスメート9人と楽しく中華なごはん。
 家楽福(カルフール)へお買い物。*輸入チーズ 25元
                 *バトミントンラケット 12元
 大学の体育館でバトミントン。*1時間のコート代 10元
 寮1階の卓球場で卓球。*無料
 初の"枝豆ご飯"に挑戦。



No.85
2001/10/19(Fry)
素晴らしい出来事!

10月19日(金曜日)の、素晴らしい出来事!

 昨日の夜に、いつもお世話になっている研究生(日本の大学院生にあたる)にして日本語教師である私の"南京のお兄さん"から電話を頂き、夕方から久し振りにおうちにお邪魔する事になった。
 私が"お兄さん"のおうちへ遊びに行ったときは、大抵そのままご飯を頂いてしまうのだけど、もう、今日は涙が出そうなくらい素敵なご馳走だった。

 てんぷら
 栗ご飯
 おでん
 ラーメン


・・・なんだかこうやってあげてみると、自分がどれだけ食べたのか怖くなっちゃうんだけど、でも、そんな事どうでもいいよって思ってしまうくらい、とってもおいしかった。

北京や上海といった大都市のレベルの便利な日本料理屋はないものの、もちろん、南京にだって日本料理屋はあるし、寮には共同厨房があるのだから自分で作る事も出来る。でも、揚げ物は油処理とかのことを考えるとなかなか作れないし、作るのに時間がかかる料理は、次の日の授業のことを考えるとなかなか作ろうって腰をあげられない。

それに、"正しいおいしい日本食"って、なかなか自分で作れないから、"お兄さん"と"お姉さん"のおうちで食べる日本食は、私には夢のような素敵なご飯。


日本にいたらなんでもない普通のご飯が、南京にいるってだけで、とっても素敵に変わっちゃう。でもでも、一番素晴らしいのは、"お兄さん夫婦"が、私(正しくは"私たち")のために作ってくれたってこと。日本にいても南京にいても、誰かが誰かの為に作ってくれたご飯て、とってもおいしいし、幸せな気分になれる。こんなに幸せになれるご飯のパワーって、すごいよね。

そんなわけで、今日はとっても幸せ陽子なのでした。明日も幸せでありますように。


今日の特別活動!
なんちゃって日本語教師2回目。



No.87
2001/10/21(Sun)
陽子、"中国ケーキ"を考える。

10月21日(日曜日) 陽子、"中国ケーキ"を考える。

 中国のケーキは、なぜにあんなにも・・・あんなにも・・・あんなにも・・・まずいのだろうか?

 中国に旅行なり留学なり仕事なりで来た事がある人は見た事あるかもしれないけど、あの、ケーキ屋のショーウィンドーに並んでいる、まるーいすてきな"お誕生日ケーキ"が、実はあんなにまずい塊だなんて・・・。ま、ケーキのトッピングが色とりどりすぎて、「おいしそ〜」とはなかなか言えないんだけど。

 だいたい、なんで中国人はケーキに緑色やら赤色やら「それはちょっと・・・」と思うような色の生クリームをケーキにのせるのだろうか?それからして不自然である。

そして、"かわいい"トッピング、もしくは"うつくしい"トッピングがセオリーのお誕生日ケーキの上には、なぜか真っ赤でぎろぎろ目の"鳳凰"の絵。
 ピンクのバラがあしらわれた、見た目"かわいい"お誕生日ケーキもあれど、クリームなめたとたんに「もう結構です」って言いたくなってしまうお味。


 が!がが!今日、素敵なおいしい"本物"ケーキを食べたのです!金陵飯店という南京で最高級レベルのホテル1階にあるケーキ屋さんの、"正しい"チーズケーキ!素敵です。素敵すぎます。


もともと、1日1元夕食計画をお休みして、寮からすぐ近くの洋食屋さんでオムライスを食べていた私達は、興味本位でリンゴパイを頼んでみたんだけど、なんだか期待していたのと違う味。おいしいデザート食べたーいと、たまたま隣の席で誕生日会中だった韓国人留学生から誕生日ケーキのおこぼれをもらったものの、さらにまずいものを食べてしまった・・・と、後悔の嵐。

「本物のおいしいケーキが食べたいよねー」
「南京でおいしいケーキってどこで食べられる?」
「ホテルとかならおいしいんじゃない?」
「って事は、五つ星ホテル?」
「南京の五つ星ホテルって・・・」
「金陵飯店!」
「確か、夜の8時半からはケーキ半額って誰かが言ってたような・・・」
「「「・・・・・・・・・・・」」」
「「「 行こうか? 」」」


 陽子、"中国ケーキ"を考えた結論。

「中国だって、やれば出来るじゃん」


今日の特別活動!
 なんちゃって日本語教師3回目
 素敵なデザート *チーズケーキ1カット 20元(夜8時半以降10元)



No.89
2001/10/22(Mon)
陽子、"料理上手"を目指す。





10月22日(月曜日)

今日の夕飯のメニュー
 栗おこわ
 肉じゃが
 お味噌汁
 温野菜サラダ

 まるで日本みたい♪しかも全部自分で作ったとなれば、もうお嫁に行くには申し分ない腕前と言えましょう。(確か以前CMで「"得意料理は肉じゃが"で、あなたもお嫁にいける」って言うのあったと思ったんだけど・・・。)

 寮のすぐ近くでもおいしい料理が食べられるのに、なぜ私が自炊をしているのか?
1.中華料理は油を多用しすぎです。
2.中華料理は既に飽きてきました。
3.家庭的な中華料理は安くすみます。が、それよりも安くすむのは自炊です。
大きく分けると、この3つ。その他の理由もちらほら・・・。


20年間日本で生活してきて毎日日本料理(含日本風洋食)食べてきて、いきなり中華料理だけの生活は、飽きが来るってものです。それに、今学期は寮の中の教室で授業を受けている為、下手をすると、部屋
→ エレベーター → 教室 → エレベーター → 部屋 → 厨房 → 部屋 → お風呂 →
部屋 なーんて生活になりかねないのです。そんな素敵な運動不足の体にあの量の油は、かなり痛いパンチです。


そんなわけで、"本格的夕飯だけ自炊生活"をスタートさせて5日目。順調です。この順調ぶりが怖いです。でも、だんだん持ちネタがなくなってきました。大変です。そろそろ、料理の本に本格的に頼らなければなりません。まずいです。が、ホームページの料理サイトや簡単料理という本には、必ずといっていいほど登場する器具があります。それは・・・

"電子レンジ"


これがあったら・・・きっと、自炊生活もとっても楽なものになるでしょう・・・。そんなわけで、買えもしない高嶺の花の電子レンジ夢見ながら、毎日地道に料理している陽子です。

 ちなみに、共同厨房で一緒になる料理仲間達は、なぜかみんな男の人です。なぜでしょうか?そして、一番手際が悪く、簡単な料理に甘んじているのも、私だけのような気がします・・・。


今日の特別活動!
 新聞閲読の授業


 写真は、寮の厨房から見た風景(北側)。寮のある上海路から雲南路にかわり、そこから湖南路に続きます。



No.96
2001/10/23(tue)
昨天是漢語口語課老師的生日。(偽中国語)

10月23日(火曜日) 昨天是漢語口語課老師的生日。(偽中国語)

 1日遅れながら、口語授業の先生のお誕生日をお祝いして、クラスメートみんなでバラの花束をプレゼント。もちろん中国語の"ハッピーバースデー"の歌付で。この歌、メロディーは日本語の(英語の?)ものと一緒で、歌詞だけ違って、中国語だと、"誕生日おめでとう"は"祝
イ尓 生 日 快 楽"。

今年40歳、という先生は、ちょうど私たちの倍の年齢。海外教育学院(留学生部)の中では、若めの先生に入ると思う。ちなみに、閲読の先生は、中文系(学部)を定年退職後に留学生部に移ってこられた教授で、口語の先生が、学生時代に教わった事があるといっていた。そうすると、あの先生は、いったい何歳なんだろう・・・。
 口語の授業は、自分の発言の機会が多いため、始まった頃はとっても苦痛だったんだけど、自分の意見に対するほかの留学生の反応や、他の国の状況とかがつかめて、今は私にとって一番楽しい授業になってる。この授業のクラスメートが、一番仲良し。
 私は2月からの入学なので、9月からは第2学期目。もちろん9月から留学開始の人もいる。先学期は11人で7カ国という一番いい雰囲気のクラスで、とっても仲良しだった。今学期もクラスに恵まれて、良かったなって思う。クラスメートがいい人だと、サボっちゃいたいなーって思いながら嫌々授業に行っても、行ってしまえばとっても楽しいしね。
 10月は国慶節のお休み1週間と次の1週間を旅行にいってしまったので、出席日数が少なめになってしまった。月末に入り、私の心配は、ただひとつ。

 ついに、十月分の"欠席多数者リスト"に、名前が載ってしまうか!?


今日の特別活動!
 クラスメートと韓国なご飯「タッカルビ」 17元
 中国民俗芸術の授業
 中国書法の授業