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No.108 2001/12/13(Thu)忘れる事が出来ない1日 ![]() 今日は、南京にいて、忘れる事が出来ない1日です。朝、5分おきに、6度ほど、サイレンがなりました。新聞も、テレビも、ラジオも、皆この話題でした。新聞には、ぼやけた感じの古い写真が掲載され、テレビでは、特集番組が放送されていました。茶亭東街にある記念館では、記念慰霊祭が行なわれ、今日1日、入館は、無料だったと聞きました。朝聞いたサイレンの音がなぜだか思い出されて、1日、外出する気分にはなれませんでした。 夏に、小泉首相の靖国神社参拝問題・教科書問題を、強烈に批判した南京人の友達の話を思い出しました。 起きた事は、過去の事、誰だって、掘り返したりしたくない。でも、ちょっと痛くったって、治療しなきゃ、怪我は治らない。痛いのが嫌で、治療もせずに怪我を放って置いたら、怪我は、あとからあとから悪くなる。例え自然に治ったとしても、きっとどこかに歪があって、もとのようには治らない。だから、ちょっと痛くったって、きちんと治療すべきだ。 今年は、南京大虐殺から、64年目です。 写真は、老南京の面影を残す、夫子廟。この秦淮河は“南京の母なる川”らしいのだけど、南京人の友達曰く“南京の母なる川は長江でしょ”だそうです…。 |
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No.104 2001/12/16(Sun)12月16日(日曜日) ![]() その名もHSK!(漢語水平考試(=中国語能力試験)の中国語発音の頭文字)この日のために、最近はとってもまじめに頑張って勉強してました。 「南京に来て以来、こんなに勉強している陽子の姿を見たことが無い」といわれました。が、前にもそんな事を言われた気がするので、きっと、私が勉強している姿というのは、よっぽど珍しいのでしょう・・・。 試験については、陽子、ノーコメントとさせていただきます。一つ言える事は、"普段の努力を怠るな"って事でしょうか・・・。ふう。 夕方から、今日で最後となってしまうクラスメートと、ご飯を食べに行きました。テスト週間に入り、テストを受けずに何人かのクラスメートが南京を離れている為、クラスメートといっても、韓国人と日本人のみ。 なぜか、日本留学経験済みの日本語ぺらぺらの韓国人、日本留学経験なしで独学の日本語ちょろちょろの韓国人、来年日本留学予定の日本語さっぱりの韓国人。考えてみれば、周りには韓国人がいっぱいだ! そういえば、ちょっと前、この機会を利用して、韓国語を勉強しようと少し前に思い立ったけど、結局、今言えるのは、おなか減ったと、おなかいっぱいくらいかな?テストが終わったら、ちょっとくらい頑張ってみよう・・・。 さて、明日は、語学A1班の口語の試験です。口語なので、もちろん先生との対話形式。内容は、教科書朗読と、自分の選んだニュース発表。先生の質問に対する返答。 HSKみたいに、Aとか、Dとか、きちっと決まっている答えがない分、喋ってればごまかせるかもしれないという事で、ちょっとは気が楽です。 が、イヤなものはイヤ。試験なんて嫌いだー。早く終わってくれー。 写真は、紫金山にある明孝陵(明王朝の太祖朱元璋=洪武帝の陵墓)の神道。11月27日撮影。この日を最後に、素敵な紅色の葉はすっかり散ってしまって、今はもう裸の木になっています。 道の先のほうにあるオレンジ色の人影、見えるでしょうか?毎日何回も落ち葉をはいている、掃除のおばさんです。ご苦労様。 |
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No.105 2001/12/19(Wed)中国漢字学の試験 12月19日(水曜日) 今日は、中国漢字学の試験。この授業は、漢字の成立や変化を勉強するもので、私が受けている授業の中で、一番面白いなと思っているもの。小学生か中学生の国語の時間に、一通りは勉強した事のある"六書"から始まって、例えば、簡単なものだと、「月」の漢字はどんな風にして今の漢字になったのかとか、「朱」の本来の意味は?とかを学ぶもの。毎回授業に出るたびに、「へ〜」とか「ふ〜ん」とか、先生の説明に一人で感心して、みんなに笑われている・・・。 例えば、日本漢字の「歩」は、上が"止"、下が"少"。でも、中国漢字だと、上は"止"で同じだけど、下は"少"の右側の点が無いもの。もともと「歩」は、右足と左足をあらわす絵から発展して現在の漢字になったので、その発展の過程を知っていれば、"少"という漢字にはならないはずだとわかる。つまり、"小"+"ノ"="少"→"歩"の日本漢字は、中国から日本に伝わってきたときに、間違って伝わってきた"訛化"ということになる。 先生の私たちに対する要求は、試験で合格する事ではなくて、漢字にいかに興味を持ち、これからの中国語学習に役立てていくかというもの。だから、試験といってもとっても簡単で、基本的なことしか聞かれなかった。きっとクラスメート7人とも、納得の出来る結果をだしたと思う。私は、実際、この授業に出るまで、中国漢字と日本漢字のちょっとした違いを忘れて、宿題の作文のときなど日本漢字で書いてしまってたりしていた。ほんのちょっとの漢字ながら、成り立ちを勉強したものは今では間違えたりしないようになったし、漢字を書くとき、「あ、この漢字、こうやって発展してきたんだな」って、思うようになった。 同じ漢字を使う国として、日本人は中国語を勉強しやすいのかもしれない。実際、HSKなどのときにも、長文読解は他の部分に比べて簡単に感じる。でも「漢字を書くことができる=漢字を知っている」とは言えないと思う。漢字本来の意味、現在は失われてしまった意味、発展して使われるようになった意味、それから発音だけを借りて今は全く関係ない意味、そういう、いろんな事を知って、漢字への理解が深まっていくんだと思う。 なーんて、たった半年だけ中国漢字学を受けただけの私がえらそうにいえることじゃないけど・・・。でも、この授業のおかげで、漢字に対する興味と知識が深まったように思う。もっと掘り下げて勉強したいと思うテーマに、また出会えた気がする。 さて、明日は最後の試験"中級漢語閲読"!範囲も広いし大変だけど、これが終われば、冬休み!・・・でも同時に、冬休みって事は私の南京留学生活終わりをも表す。あー・・・そう考えると、なんか嫌だな。試験は遠慮したいけど、授業ならまだ受けたいな〜。 |
